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某サービスにて書き上げた短編小説。
一発勝負にもほどがある痛い文章w
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某サービスにて書き上げた短編小説。
一発勝負にもほどがある痛い文章w
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私はその場で凍りついた。
目の前にある現実と、その数秒前の記憶を探り返せば有り得ないことに気が付く。
確かに私は、鍵をちゃんと開けた。カチャって言う音も聞いて普通に入った。
家から出る時もちゃんと鍵をかけておいた。
カチャって音鳴っていたよね!?
なのに何で私の家に男が爽やかな笑顔になって手振っている訳!?
・・・あ、そうか。きっと間違えたんだ!そうに違いない!
・・・・・・って!
「一軒家なのに間違える訳ないでしょー!」
「ボケツッコミも一人で繰り出すとは・・・、これは住んでても愉快になりそうだなぁ♪」
だらしが無いワイシャツにネクタイ、制服らしきズボンにローファー。
頭はボサボサな短髪に綺麗なゴールド、印象で言えばよく夜の街にタバコ吸って
仲間と親父でも襲いそうなヤンキーと言うところだろうか?
まぁ世間で言えば親父狩りか・・・。
そんな男が今・・・我が家、マイホーム、自宅に土足で勝手に!
しかもどう入ってきやがったのか分からんような奴が!
「アンタ・・・誰?」
「神様に向かって誰って言うなよ。聞くなら何様・・・神様だろ?」
何馬鹿げたことを言っているんだこの男は・・・。
「何で神様が土足で入り込んでいるのさ?礼儀って奴を知らんのか!」
「アレ?日本じゃ土足不可なのか?」
「当たり前でしょ!っと言うかバリバリ日本語なんだから日本人だろ!」
「お前はレディなのに言葉遣いを知らんようだがな。」
自称神様と言う奴は、変わらず表情をニコニコさせて私のツッコミをサラリと流す。
まぁ序の口っちゃ序の口だろうけれども・・・。
しかし・・・「日本じゃ」って一体奴は何カ国回ってきたのだろうか・・・?
・・・いかんいかん!興味を持っては駄目だ私!追い出そうとしているのに!
「まぁいい、色々引越しを繰り返していたが・・・ここは住みやすそうだな。」
「住まれたら私がすっごく困るんですけど?」
私は奴の「住みやすそう」と言う言葉に敏感に反応し、思いっきり顔をしかめて言う。
それでも奴は涼しい顔して・・・本当にお前は何様なんじゃ!
すると奴は素晴しい笑顔(っと言っても無論私には通用しない)で、まるで私を払いのけるように手に力入れず、ブラブラと横に振る。
「あぁ、ノープログラム。家事や料理なら全てやる。」
「そういう問題じゃなくてぇ!」
「但し、最近の洗濯機はボタンばかりで分からんからな・・・。洗濯だけは任したい。」
洗濯機も回せない神様ってどんだけだよ!?
って!人の話を聞けー!!
→「1 俺様?」へ
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マスター
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空乃 鴉
性別:
非公開
自己紹介:
これでも学生。
趣味は絵や小説を書くこと。
嫌な事が目の前にあるとネタの神様が降臨します。神様の存在はコレしか信じられない駄目人間←
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嫌な事が目の前にあるとネタの神様が降臨します。神様の存在はコレしか信じられない駄目人間←
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